キッチンリフォームを成功させる色選びのコツはありますか?
人気のある色は、インテリアになじみやすくコーディネートしやすい色です。
具体的にはホワイト系・木目調のカラーが挙げられます。
“ホワイト系”は空間を広く感じることができますから、キッチンの広さがとれない場合におすすめのカラーです。
シンプルですっきりした空間にまとめることができます。
“木目調”は家具や壁・床とのコーディネートをしやすいのが選ばれる理由と言えるでしょう。最近は対面キッチンが主流ですから、リビングから見えても家具のように空間になじむデザインが人気です。
ベースカラーは空間の約7割を占める色で、天井や壁・床の色を指します。
メインカラーは空間の2~3割を占め、面積の大きい家具やファブリックがこれに当たり、システムキッチンもここに分類されます。
アクセントカラーは空間の5%程度で、小物などの差し色として使われるものです。これらでバランスの良い空間を構成していきます。
特にキッチンリフォームで重要なのは、現状のベースカラーとメインカラーです。
現状の床が濃色で、キッチンもダークカラーにすると重苦しい空間になってしまいます。
このような場合は、明るめのカラーを選んだ方が調和を取りやすいでしょう。
また、リビング側からキッチンが見える場合は、現状のメインカラーとの調和が大切です。
リビングに置かれているソファやカーテン・家具などの色とかけ離れた色を選んでしまうと、一気に調和が崩れてしまいます。
このような場合は、リビングからキッチンまでをひとつの空間として捉えると、コーディネートが考えやすくなります。
以上のことを踏まえながらも先ずは、ご自分の好みの色で考えてみましょう。