防音リフォームの工事って大変ですか?どんな工事がありますか?

「防音」と言ってもその方法には様々あります。

防音リフォームの工事って大変ですか?どんな工事がありますか?

「防音」と言ってもその方法には様々あります。
主な二つの考え方として【遮音】空気中を伝わる音を遮断して外に音が漏れないようにする対策のことを指します。もっとも簡単に行える防音手段の一つでもあります。


【吸音】音を吸収することで音の反射を防ぎます。その結果、音が室外に漏れることを回避する対策のこと。
防音工事を行うときには【遮音】と【吸音】を上手く組み合わせながら行うことが多く、効果的な防音を実現することができます。
防音リフォームも施工箇所や、やり方によって費用が変わってきます。
また、リフォーム以外で解決できる部分もありますのでご紹介します。


■床
具体的には「防音性のある床材を敷く」「床材の下に遮音マットを敷く」といった工事を行います。また、大掛かりな工事をしなくても「低反発素材のカーペットを敷く」、「タイルカーペットを敷く」などの対策でお手軽に簡単にできる防音対策もあります。費用的には安くなりますが、フローリングの良さである「掃除のしやすさ」「おしゃれさ」が失われてしまうデメリットがあります。


■壁
壁の内側に吸音材を入れるやり方や、部屋の内側から断熱性に優れたパネルを貼って防音のみならず室内の快適性を高める施工方法もあります。簡易なやり方としては換気口を防音仕様のものに変更するというやり方もありますが、屋外へ漏れる音を防ぐだけで、集合住宅での騒音の解決策とはならなさそうです。


■窓
具体的には「窓ガラスを変更する」と「内窓をつける」というやり方があり、どちらも防音性を高めるだけでなく断熱性能を高め室内の快適性も高めることができる一石二鳥な施工でもあります。


■防音室
防音室は演奏する楽器の種類、音量などにもよりますが、部屋全体の工事で浮いた空間を作ることで空気の層を作り、振動が壁を伝わらないように工事をする必要があります。
ここで挙げたものはあくまでも例です。一部の工事箇所では防音性のみならず断熱性にも深くかかわる部分があり、室内の快適性を高めるというところでも防音工事を考えるといいかもしれません。

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