省エネリフォームで光熱費削減!お得にリフォームする方法

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2025年02月04日


最近は物価の高騰により、各家庭の光熱費の負担がどんどん重くなっています。

「値上がりしているからしょうがない」と思って諦めていた方は、ちょっとお待ちください!

省エネリフォームを実施すれば負担を軽くできるかもしれません!

今回は、そんな住宅省エネリフォームをご紹介します♪


省エネリフォームの基本とは?


省エネリフォームとは、住宅の断熱性能や設備の省エネ性能を高めることで、光熱費などのエネルギー消費量を削減するリフォームです。

具体的なリフォーム内容は、窓やドアの断熱強化、太陽光発電設備の設置、高効率の給湯器の導入、 節水トイレの導入が該当します。


住宅省エネリフォームをするとで、エネルギー消費を削減するだけでなく、住宅の経年劣化による断熱性の低下を補うことがでたり、ヒートショックなどの健康被害リスクの軽減につながるというメリットもあります。


省エネ住宅にすると節約できる年間光熱費を見てみましょう。



温暖地・寒冷地のどちらにお住まいの場合でも従来の家を省エネ住宅にリフォームすると、光熱費が年間6万円以上も節約できる可能性があります。


<出典:省エネ住宅消費者普及ワーキンググループ快適・安心なすまい なるほど省エネ住宅

断熱材の導入で冬も夏も快適!


省エネリフォームと聞くと「断熱」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

断熱リフォームは、冬は室内の暖かい空気が外に漏れるのを防ぎ、夏は外の暖かい空気が室内に入ってくるのを防ぐリフォームです。


天井や天井裏に断熱材を敷き詰めたり、床下から断熱材を充填したりする工事などが多いです。

実際にリフォームの三浦で床下の断熱工事を行った時の写真です↓



この現場は、現場発泡ウレタンフォームという発泡性の断熱材を床裏側へ吹き付ける工法で工事を行いました。

ウレタンフォームを床板裏面に吹き付けると発泡して30倍〜100倍ほどの体積に膨れ上がり、断熱材として機能するようになります。

膨れる際、断熱材自身が勝手に隙間を埋めていきますので、断熱欠損が起きにくく、リフォーム現場でも多く使われている工法です。


その他に
●高性能グラスウールボー・・・ 大引き間へボード状の断熱材を張り付ける(※大引:床の横架材)

●セルローズファイバー・・・大引き間にシートを貼り、断熱材を充填する

●板状プラスチック系断熱材・・・根太間や大引き間に断熱材を張り付ける(※根太:大引きの上に敷く木材)

●床を剥がしての断熱リフォーム・・・床板を剥がして断熱材を取り替える


などの断熱工法があります。

断熱リフォームは外から施工したり、内側に断熱材を入れたりするため、施工範囲や工法によってかかる日数が大きく異なります。

断熱リフォームをご検討される際には、それぞれのメリットとデメリットを考えながら、リフォーム会社へ相談することをおすすめします!


窓リフォームで省エネ効果を最大化!


住まいの中で、熱の出入りが一番大きいのは窓やドアといった開口部です。
窓の断熱性を高めると、住まいの快適性をグンと改善します。

主なリフォーム内容としては下記の通りです。


●内窓の設置

内窓は、既存の窓の内側に窓を増設し、二重窓にする方法になります。

外壁を壊すことなく、元々作ってきた内窓をつけるだけのため簡単に工事が可能です。

外壁を壊さなくていいので、マンションでも工事可能です!

工期も1時間ほどで終わり、そのお手軽さから人気を集めています。
また、二重窓になることで、遮音性や防犯性を高められることも大きなメリットです。
デメリットとしては、二重窓のため窓を2回開ける必要があったり、掃除が大変になってしまうことが挙げられます。

他にも、既存の窓の状態や形状によっては、取り付けられないこともあるため注意しましょう。



●ガラス交換

ガラス交換は、既存のサッシはそのままにガラスのみを交換する方法になります。

他の方法と比べると最も安く費用を抑えられ、工期も短くすることが可能です。

少し高価なガラスにすれば断熱性や遮音性を上げることもできます。
しかし、ガラスの性能が上がってもサッシ部分の性能が悪いと効果が薄い場合があり、注意が必要です。

せっかく高いガラスにしても中途半端な効果で終わってしまう可能性があるため、サッシなどの状況を確認してから選ぶようにしましょう。



●外窓交換

外窓交換は、古い窓を新しい窓に取り替える方法です。

外窓交換には2種類の工法があります。


■はつり工法・・・窓のサッシやガラス部分を全て撤去して新しい窓に交換する方法になります。

最新の窓にすることで、断熱性や遮音性などの性能を向上できることが大きなメリットです。

また、外壁を壊すため、外壁の防水も含めて完全に新しくできることもメリットとして挙げられます。
窓が古くなっていて、性能も含めて一新したい人に最適といえる方法です。
デメリットとしては、窓の撤去に伴い外壁を壊すことによって、工事費が高くなることが挙げられます。

工期も他の方法と比べて長くなります。


■カバー工法・・・既存の窓やサッシの上に新しい窓・サッシを被せる方法になります。

外壁を壊すことなく工事できるため、施工が簡単かつ短くできることがメリットです。

リフォームする窓が少ない場合には、費用も安く抑えられます。
しかし、既存の窓の上に新しいフレームをつけるため、窓が小さくなってしまうことがデメリットです。

カバー工法にする場合、今の窓よりも5〜10㎝小さくなってしまいます。
他にも既存の窓の上に新しいフレームをつけるため、段差ができてしまうことにも注意が必要です。



以前のブログで外窓交換の工法についてご紹介してるので、詳しくは▼をご確認ください♪

【なんでも教えて!三浦さん!】窓リフォーム工法の話


リフォームとなると、どうしても費用がかかってしまうので、お手軽に窓の断熱性を高めたいと思われる方は、窓に断熱シートを貼るのもおすすめです。

シールタイプや水で貼り付ける吸着タイプ、ミラータイプ、透明タイプと種類もさまざまです。

主に室内の暖かい空気が放つ放射熱を反射することで熱が窓から外に逃げることを防ぎ、断熱性能を高められます。

また断熱シートには、ガラスの飛散防止や紫外線カット、結露防止などのメリットもあります。

ただし断熱シートの効果は、上記で紹介した窓の断熱リフォームと比べると限定的であるという点に注意が必要です。

一枚ガラスに対し、複層ガラスは約2倍、断熱シートは約1.3倍の断熱性能をもつとされています。

より高い断熱効果を求めるなら、断熱シートよりも窓のリフォームを検討されることをおすすめします。


エコな設備機器の選び方~省エネで家計に優しい選択~


断熱リフォームや窓リフォーム以外にも、既存の設備機器を省エネ設備機器に交換することも省エネになります。

高効率な設備機器を導入するリフォームは、給湯器やトイレなどの住宅設備を高性能なものに替えることです。
例えば、現在ガス給湯器や電気温水器などの給湯器を使用している場合は、家庭用ヒートポンプ給湯器に変えると、エネルギーの消費量を大幅に削減できて、光熱費も節約できる可能性があります。

また、トイレも節水トイレに変更すると、少ない水でも便器全体をまんべんなく洗浄できるため、年間の水道代を削減可能です。

何年か前から、国がだしている「住宅省エネ」の補助金もあって、リフォームの三浦のお客様も多くの方が省エネ設備機器を導入されています。