ステイホームで気づくお家のこと!part4
住まいの豆知識
2020年05月19日
こんにちはtakaです😊
先日、福岡県でも緊急事態宣言解除が発表されましたが、弊社では今後も警戒すべき状況であると考えております。
引き続き、感染拡大防止を目的とした対応を実施しております。
もう少しだけ・・・
ステイホームで我慢の時です💦
今回は「トイレ」について。
「トイレが詰まって水が流れない」
「便器の水が今にも溢れそう」
そんなトラブルの経験はありませんか?
だからといって、正しい知識もないまま慌てて自分で直そうとするのは危険です!
詰まっているものを取り出そうとしてさらに奥へと押し込んでしまうなど事態が悪化する可能性もあります!!
そうならないためにも、適切な対処法を知っておきましょう。
★水の流れが悪い
水の流れが悪くなるトラブルの主な原因として
※排水口などが詰まっている
※タンクに不具合がある
以上のことが考えられます。
先ずは、タンクの中を確認してみましょう!
タンクの中に節水用品を入れていて水の流れを邪魔していないでしょうか?
タンク内の水が“水位線”より低くなっていませんか?
低い場合は水不足です。
取扱説明書を見て、水量を適切にしてください。
水位線まで水がある場合はタンクの原因ではなくトイレの詰まりが考えられます。
★水を流すと水位が上がってくる
この場合は、便器の排水口や排水管が詰まっている可能性があります。
しばらくすると水が引いてくることもありますが詰まりやすくなっている状態ですので早めの対処が必要です!
専門の業者などに連絡し、点検や修理を依頼されることをお勧めします。
★便器の中の水が少なく異臭がする
異臭は、便器の排水口の詰まりか排水管で詰まりや通気不良の原因が考えられます。
★異音がする
水を流したとき“ゴボゴボ”という音がする場合は、排水時に空気も一緒に取り込んでいる音で通常は 問題がないことがほとんどです!
水の流れが悪かったり、異常な音がする場合は 排水管の詰まりが原因の可能性もあるので注意してください。
ここからは【トイレの詰まりを直す】方法をご紹介します。
急なトラブル時にお試しください!!
先ずは
作業前に必ず行ってください!!
※ウォシュレットなどの電源プラグを抜く
※止水栓を閉める
【バケツで水を流す】
バケツやペットボトルで、便器の排水口に向けて水を流し込むことで水の流れや水圧によって詰まりを解消する方法。
1・少し高めの位置から排水口にピンポイントで水を流します。
一度に大量の水を流すと便器から水があふれる可能性があるので注意してください。
2・スムーズに排水され、水位が正常に保たれるようになるまで、数回繰り返します。
【お湯を流す】
トイレットペーパーなど水溶性のものが詰まっている場合に有効な方法です。
この場合、陶器製の便器が割れたりすることがありますので、熱湯ではなく40~60度のぬるま湯を必ずご使用ください!
1・便器の排水口に向けてバケツでお湯を流し込みます。
2・数回お湯を流したら、1時間ほどそのままで様子を見てください。
その後、バケツで水を流しスムーズに排水されているか、水位が正常かを確認してください。
【重曹やクエン酸を使う】
重曹やクエン酸を混ぜると“炭酸ガス”の泡が発生し汚れやぬめりを落とす効果があります。
固形物などの詰まりには効果はありません。
用意するもの
★重曹(計量カップ1/4)
★クエン酸またはお酢(計量カップ1/2)
★50度程度のぬるま湯(便器の半分位の水位になる量)
1・便器の排水口に重曹をふりかけます。
2・クエン酸またはお酢を入れます。
※必ず重曹→クエン酸の順番に入れてください。
3・ お湯を入れて泡立ってきたらそのままの状態で1時間 ほど置きます。
4・ バケツで水を流し、スムーズに排水されるようになれば、つまりが解消された証拠です。
【ラバーカップを使う】
トイレの詰まり解消法として一般的なラバーカップを使う方法です。
軽度のつまりならラバーカップで解消できますので用意しておくことをおすすめします。
ご紹介した内容はあくまでも応急処置です。
無理に自分で直そうとすると、詰まったものをさらに奥に押し込んでしまったり、便器や排水管を傷つけてしまう恐れがあります。
応急処置で対応できない場合は必ず専門業者にご依頼ください。
弊社でもトイレのお困りごとや取替のご相談などお受けしております。