窓リフォームで結露を防ぐ!二重窓・内窓の効果とは?

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2025年10月28日


冬になると、朝の窓にびっしり付いた「結露」に悩まされていませんか?
放っておくとカビやダニの原因となり、健康にも悪影響を及ぼすことがあります。
そんな結露を根本的に解決する方法として、いま注目を集めているのが窓リフォーム(内窓・二重窓)です。

窓は家の中で最も熱の出入りが多い場所。冬は暖房の熱が逃げやすく、冷気が伝わりやすい部分です。

二重窓や内窓を設置することで、断熱性が大幅にアップし、結露が発生しにくい快適な住環境をつくることができます。

また、断熱だけでなく「防音」「防犯」「省エネ」など、暮らしを支えるさまざまな効果があるのも大きな魅力。
この記事では、結露の原因から二重窓・内窓の仕組み、リフォームの具体的な効果や費用、そしてお得に工事を行うための補助金情報まで、わかりやすく解説します。

寒い季節を快適に過ごすために、今こそ“窓のリフォーム”を見直してみませんか?




結露はなぜ起こる?根本原因を知って対策を


結露とは、室内の暖かく湿った空気が、冷たい窓ガラスやサッシに触れて水滴となる現象です。

特に冬場は室内外の温度差が大きいため、発生しやすくなります。
一見小さな水滴でも、放置すると窓枠や壁紙のカビ、木材の腐食、ダニの繁殖など、さまざまなトラブルを引き起こします。


結露が起こる主な原因

  1. 断熱性能の低さ
     アルミ製サッシや単板ガラスは熱を通しやすく、外の冷気をそのまま伝えてしまいます。
     結果として、室内の暖気が窓で冷やされ、水滴が発生します。

  2. 湿度の高さ
     加湿器や料理、洗濯物の室内干しなどで湿度が上がると、結露のリスクも上昇。
     特に寝室やリビングなど、人の滞在時間が長い場所ほど湿気がこもりやすい傾向があります。

  3. 換気不足
     冬は寒さを避けて窓を閉め切りがちですが、空気の流れが止まることで結露を助長します。


結露を放置するとどうなる?

  • ・カビやダニが繁殖し、アレルギーや喘息の原因に

  • ・壁紙や木部が劣化してリフォーム費用が増大

  • ・サッシや金属部分の腐食

  • ・家全体の断熱性能がさらに低下


こうした問題を防ぐには、「温度差を小さくする」「湿度を適正に保つ」ことがポイント。
つまり、窓を“断熱性の高い構造”に変える「窓リフォーム」が根本的な解決策になるのです。



二重窓・内窓の仕組みと断熱効果


「二重窓」や「内窓」とは、既存の窓の内側にもう一枚窓を設置し、空気層を作るリフォーム方法です。
この空気層が“断熱のバリア”となり、外気の冷たさを伝えにくくする仕組みです。


断熱のメカニズム

ガラスとガラスの間にある空気は、熱を伝えにくい性質があります。
外の冷気が内側まで届かず、室内の暖気も逃げにくくなるため、窓周辺の温度差が緩和。結果として、結露の発生を大幅に抑えられます。


内窓・二重窓の主な効果

  1. 結露の軽減
     空気層が温度差を緩和し、ガラス面の露点温度を下げることで、水滴が付きにくくなります。

  2. 断熱性アップ
     窓からの熱損失を最大50%以上抑え、冬は暖かく、夏は涼しく保てます。

  3. 防音効果
     窓が二重構造になることで、外からの騒音を30~40デシベルほど軽減。道路沿いの住宅にも有効です。

  4. 省エネ・光熱費削減
     暖房効率が上がり、電気・ガス代の節約にもつながります。

  5. 防犯性の向上
     窓が2枚になることで侵入までの時間がかかり、防犯対策にも効果的です。


このように、二重窓・内窓は単なる結露対策にとどまらず、「住まい全体の性能向上リフォーム」と言っても過言ではありません。



二重窓・内窓リフォームの種類と選び方


窓リフォームと一口に言っても、使うガラスの種類やサッシの素材によって性能や価格が異なります。
ここでは、目的別におすすめの選び方を紹介します。


種類①:ガラスの種類

  1. 複層ガラス(ペアガラス)
     最も一般的で、2枚のガラスの間に空気層を設けたタイプ。断熱・防音効果がバランス良く、コストパフォーマンスも高いです。

  2. Low-E複層ガラス
     ガラスの内側に特殊な金属膜をコーティングし、熱の出入りを遮断。冬の暖房効率を高めたい方におすすめ。

  3. 真空ガラス
     空気層を真空状態にすることで、薄くても高い断熱性能を発揮。マンションなど設置スペースが限られる住宅に最適です。


種類②:サッシ素材

  •   アルミ樹脂複合サッシ

  •    耐久性と断熱性のバランスが良い

  •   オール樹脂サッシ

  •    最高レベルの断熱性能を発揮

  •   木製サッシ

  •    自然素材でデザイン性が高く、調湿効果も期待できる

  •  

▶選び方のポイント

  • →結露がひどいなら「Low-E複層ガラス」

  • →防音も重視するなら「内窓+厚めのガラス」

  • →省エネ重視なら「真空ガラス」

  • →デザイン重視なら「木製フレーム」

→予算や目的に合わせて最適な組み合わせを選ぶことが、長期的な満足度につながります。



窓リフォームにかかる費用と工期、補助金活用法


一般的な費用相場

  • 内窓設置(1カ所):6〜10万円前後

  • 二重窓リフォーム(複数カ所):30〜50万円程度

  • 高性能ガラス交換:1枚あたり3〜5万円

※窓の大きさ・種類・施工条件によって変動します。


工期の目安

1カ所あたり1〜2時間で完了するケースが多く、家全体でも1日〜2日程度で完了します。

大規模な外壁工事を伴わないため、短期間で手軽に効果を実感できるリフォームとして人気です。


補助金制度の活用

現在、国や自治体では「省エネ住宅支援事業」「住宅省エネ2025」などの制度を通じて、断熱リフォームに対する補助金が交付されています。

※住宅省エネ2025年は2025/12/31までに工事が完了し、完了報告ができるものに限る
条件を満たせば1カ所あたり数千円〜数万円の補助が受けられるため、自己負担を大幅に抑えることが可能です。

また、地域によっては「防音対策助成金」「ZEH補助金」なども利用できる場合があります。
リフォームを検討する際は、工事前にリフォーム会社へ「補助金対象工事かどうか」を確認しておきましょう。



二重窓・内窓で叶える快適で健康な住まい


窓リフォームを行ったお客様からは、次のような声が多く寄せられています。


  • 「朝の結露がなくなって、カビ掃除が不要になった」

  • 「部屋全体が暖かく、暖房をつける時間が減った」

  • 「車の音が静かになって快眠できるようになった」


これらはすべて、窓の断熱性能が上がったことによる実感です。
結露が減ればカビやダニの発生も抑えられ、家族の健康維持にもつながります。特に小さな子どもや高齢者がいるご家庭では、ヒートショックやアレルギーのリスク低減という安心感も大きなメリットです。

さらに、二重窓・内窓はデザイン性にも優れており、インテリアの一部として自然に溶け込む仕上がりが可能。カラーや質感も豊富で、リビング・寝室・キッチンなど、部屋の用途に合わせたコーディネートが楽しめます。

窓を変えるだけで、家全体の快適さがこんなにも変わる。
それが「窓リフォーム」の魅力です。



おわりに


結露の悩みを根本から解決したいなら、今こそ「窓リフォーム」を検討する絶好のタイミングです。
二重窓や内窓は、断熱・防音・省エネ・防犯といった多彩な効果を発揮し、暮らしの質を大きく向上させてくれます。

寒さが本格化する前にリフォームを行えば、冬の朝も快適で結露知らずの環境を手に入れられます。
さらに補助金制度を活用すれば、コストを抑えて理想の住まいを実現することも可能です。

家の快適さは「窓」から始まります。
結露に悩まされない健康で省エネな住まいづくりを、私たちと一緒に始めてみませんか?



那珂川市・春日市・大野城市・福岡市南区で水回りリフォームを得意とする「リフォームの三浦」。

トイレ・お風呂・洗面・キッチンなどの水まわりリフォームから、その他のリフォーム工事についてもお気軽にご相談ください。

設備を新しいものに取り替えるだけのご提案ではなくお悩みや要望をお聞きしながら一緒に考え、

お客様に合ったオリジナルプランを作成させていただきます。

リフォームに関する補助金申請のお手伝いもしておりますので、お気軽にご相談ください。


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