リフォームとリノベーションの違い
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2025年01月14日
みなさんは「リフォーム」と「リノベーション」という言葉をご存じでしょうか?
リフォームと調べると「リノベーション」というワードもでてきて、どう違うの?と思われたことはないでしょうか?
実際に似たようなシーンで使われることが多く、困惑する方も多いと思います。
今回はそんな「リフォーム」と「リノベーション」の違いについてご紹介していきます!
1.リフォームとリノベーションの定義の違い
「リフォーム」と「リノベーション」は、実は明確な基準が定義されているわけではなく、判断が難しい言葉です。
区別の基準として、一般的には「工事後のってものの性能」と「工事の規模」で区別される傾向があります。
2.リフォームとは
リフォームとは「建物を新築時の状態に戻す」こと。
「リフォームは、老朽化した建物を建築当初の状態に戻す」という意味で使われやすい言葉になります。
リフォームに当てはまる工事の例としては、
●古くなった壁紙や床材の貼り替え
●不具合が生じた水回り設備(キッチンや洗面台など)の交換
●外壁・屋根の塗装
●賃貸住宅の現状回復
《リフォームのメリット》
①工事の期間が短め
リフォームは設備の入れ替えや表面的な工事が多いため、短期間で工事が終了することが多いです。
リフォームの三浦の場合でも、だいたい1週間~2週間で終わることが多いです。
小さい工事であれば1日でおわることもありあます。
●お風呂→工事期間約8日
お風呂のリフォームの場合、工事期間中の8日間はお風呂が使えません。
また、お風呂のリフォームには、給水・給油管の切断を含んだ工事があり、その時間帯は一時的な断水を行いますので、水道が使えなくなります。
●キッチン→工事期間約4日
キッチンをリフォームする場合は、4日間キッチンが使えません。
工事が土日にまたがる場合は、工事期間+リフォームができない日=キッチンが使えない日となります。
●トイレ→工事期間約半日
トイレは基本的に半日で工事は終わります。クロスの張替など内装も行う場合はもう少しかかりますが、朝から初めて、だいたい14時ぐらいには終わります。
●洗面→工事期間約3日
洗面台を交換する場合は、約3日間洗面台が使えません。 洗面台が使えないので、お風呂場かキッチンで歯磨き等を行っていただくことが多いです。
注意することとしては、内装(クロスや床)も張り替える場合、洗濯機の移動もあるので、洗面台に加えて洗濯機も使えない期間がでてきます。
②完成がイメージしやすい
リフォームの場合、部分的な交換や修繕のみなので、完成後の状態をイメージすることが容易にできます。
また、間取りの変更もなく、設備も現在と同じ場所に設置さえれることがほとんどなので、家具の配置や生活動線にはあまり影響されません。
《リフォームのデメリット》
①設計の自由度が低い
新築と同じ状態に戻すということなので、設計の自由度は高くありません。
設備を最新のものにしたり、内装を自分好みに変更することは可能ですが、
洗面台を反対側にもっていきたい、キッチンを対面式にしたいなどは、現在の家の状況を確認して、OKでなければできません。
つまり、リフォームしてもできることが限られてしまいます。
②デザイン性を重視しづらい
リフォームは一部分のみを変更・修繕するため、デザイン性は追求しづらく、リフォームをした箇所としていない箇所で統一感が失われてしまう可能性があります。
コンセプトを全体的に統一させたい場合は、リノベーションの検討が必要です。
3.リノベーションとは
リノベーションとは「既存の建物に大規模な工事を行うことで、住まいの性能を新築の状態よりも向上させたり、価値を高めたりする」こと。
英語での「renovation」は「革新、刷新、修復」を意味していて、リフォームがマイナスの状態のものをゼロの状態に戻すための機能の回復という意味合いに対して、リノベーションはプラスαで新たな機能や価値を向上させることを表しています。
そのため、リノベーションでは住まいの空間をよりデザイン性の高いものに改良したり、住環境を現代的なスタイルに合わせて間取りや内外装などを変更したりすることなどが含まれます。
●間取りや配管の位置変更
●仕切りをなくしてリビングを広くする
●耐震性や耐久性を高める
《リノベーションのメリット》
①設計の自由度が高い
配管や水回りの設備、間取りなどの変更が行えるので、自分や家族の生活スタイルに合わせた設計を行うことが可能です。
新築をたてるイメージに近いものかもしれません。
例えば、「子どもが生まれた」「結婚をした」「家族と同居することになった」など、ライフスタイルに合わせて間取り等を変更したい場合は、リノベーションを検討してみてください。
②豊富な物件選択肢
新築の場合、数に限りがあったり、希望の地域に土地や物件がなかったりと、制限されることも多いですが、
築古物件も選択肢に加えることで、選択肢の幅は広がります。
築古物件でもリノベーションすることで、住みやすい住環境を作ることも可能です。
《リノベーションのメリット》
①工事費用が高くなりやすい
リフォームよりも工事が大規模になるため、多額の費用が必要です。フルリノベーションを希望するような場合は、さらに工事範囲が大きくなり、工事費用も高額となるでしょう。
築古物件を新築より安く購入できたとしても、修繕箇所が大規模になれば、想定以上の費用がかかる可能性があります。リノベーションをする際は、工事費と物件購入費のバランスを考えることが大切です。
②工事の期間が長め
リノベーションの場合、工事の規模が大きいため、工事期間もリフォームに比べると長くなります。
フルリノベーションの場合、マンションなら2~3ヶ月、一戸建てなら3~4か月が目安になります。
また、リフォームの場合、住みながら行うことも可能ですが、リノベーションの場合、仮住まいをすることがほとんどです。
その場合、仮住まいの費用も工事費とは別に準備しないといけませんので注意が必要です。
4.リフォームとリノベーションどっちがいい?
リフォームとリノベーションのどちらが良いかは、お客様のご希望によってかわってきます。
今の家で「設備だけ新しいものに交換したい」「壁紙が汚れているから新しいものに変えたい」と考えている方は、リフォームをおすすめします!
現在お住まいのお家で、「ここを修理したいけど、間取りから変更できたらもっといいのに...」「この先、子供が独り立ちしたら間取りを変えたい…」と考えている方はリノベーションをご検討されてはいかがでしょうか?
5.リフォームとリノベーションの費用の違い
「リフォーム」と「リノベーション」の費用の違いについてみていきましょう。
リフォーム費用は、どこを工事するかや選ぶ商品によって変わってきます。
国土交通省が公開した「令和2年度 住宅市場動向調査報告書」によれば、リフォームにかける資金の平均額は181万円でした。
個別のリフォーム費用の相場は以下の通りです。
トイレ交換▶▷▶21~40万円
洗面所・システムバス、キッチンの設置▶▷▶50~100万円
壁の張り替え、屋根の塗り替え▶▷▶5~50万円
畳からフローリング(6畳)▶▷▶15万円~
リビング・ダイニング ▶▷▶150万円~450万円
次にリノベーションについてです。
リノベーションの費用相場は、面積やグレードによって変わり、600万円~1,700万円と幅があります。
間取り変更間取り変更等を伴うので、費用は高くなります。
6.リフォームの三浦でできるのは?
リフォームの三浦では、どちらも対応可能ですが、圧倒的にリフォームをされる方の方が多いです。
「小さい工事から大きな工事まで」お客様のご要望にお答えしております。
よければ、施工事例やお客様の声をみてみてくださいね♪
施工事例▶▷▶https://www.miurakomuten.net/case/
お客様の声▶▷▶https://www.miurakomuten.net/voice/
特に水回りのリフォームを多く行わせてもらっております。
現在は、協力業者が作業することが多いですが、自社施工できるスタッフも在籍しています。
※少し前までは、水回り工事はほとんど自社施工で行っていました(^^)
7.おわりに
いかがでしたか?リフォームとリノベーションの違いをご紹介しました。
似たような言葉なので、混乱する方もおられるかもしれません。
注意点としては、リフォームはできるけど、リノベーションはできない会社や、リノベーションしかしない会社があるということです。
ご自身がどんな工事を行いたいのか(交換だけなのか、間取りまで変えたいのか等)をしっかり考え、リフォーム会社を探すことをお勧めいたします!
那珂川市・春日市・大野城市・福岡市南区で水回りリフォームを得意とする「リフォームの三浦」。
トイレ・お風呂・浴室(お風呂)・キッチンの工事は自社施工で安心です。
設備を新しいものに取り替えるだけのご提案ではなくお悩みや要望をお聞きしながら一緒に考え、
お客様に合ったオリジナルプランを作成させていただきます。
リフォームに関する補助金申請のお手伝いもしておりますので、お気軽にご相談ください。
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