リフォームに最適なクロス選び
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2025年01月07日
リフォームするときに、楽しみの1つである壁紙クロス選び…。
各メーカーからいろいろな種類がでているので、迷ってしまいますよね!
壁紙クロスは、色や柄だけではなく、性能効果もあるのをご存じですか?
今回は、壁紙クロスの主な種類と、リフォームする際に選ぶべき壁紙クロスについてご紹介します♪
1.ビニールクロスの特徴
ビニールクロスは、日本のほとんどの住宅で使われているクロスになります。
塩化ビニール樹脂などを主原料とし、ビニールシートに紙などを裏打ちして作られています。
ビニールという素材の特性上、多様な細工処理が可能なため、カラーが豊富で、プリント柄や大理石調の模様、凹凸のあるエンボス加工など、様々なパターンの物が販売されています。
価格が安く、耐久性が高く、水を通さない為、油汚れなども拭き掃除で簡単に落とせるのが魅力です!
消臭・抗菌・防カビなどの工夫された機能を備えた商品も開発されており、機能性も期待できます(^^)
デザインのバリエーションも豊富で、きっと自分好みのデザインが見つかるはずです!
しかし、有害物質であるホルムアルデヒドが接着剤に含まれるため、健康面への影響や、廃棄で焼却する時にダイオキシンが出てしまうことを心配されている傾向があります。
目には見えないので、ちょっとこわいですよね…。
最近では、塩化ビニールの使用量を軽減、糊の部分をデンプン糊にするなどといった試みも続けられていますが、シックハウス症候群などのアレルギー対策をしたい方にはオススメできません。
☆ビニールクロスがおすすめの人☆
●張り替え費用をできるだけ安く抑えたい
●アレルギーの心配が大きくない
●多様な選択肢の中から好みのデザインを選びたい
●(汚れが付きやすいキッチンや玄関などに)掃除が簡単なクロスを張りたい
2.紙のクロスの特徴
紙クロスは、特に欧米で採用されることが多いです。
パルプを原料とした洋紙タイプの輸入商品が多数あり、プリント加工やエンボス加工された物も多く見られます。
他にも、コウゾ・ミツマタなどを使った和紙や、ケナフなどの非木材紙を原料とした特殊紙タイプ、表面がフィルム加工された合成紙タイプもあります。
紙素材は、音を吸収し、空気を通してくれるメリットがあるため、寝室として使う和室に最適です。
デメリットとしては、ビニールクロスに比べて薄いため、下処理を怠ると下地の目地が出てしまい、特に凹凸がある壁に張るのが難しいです。
このため、リフォームの際に選ぶ壁紙としてはオススメできません。
また、擦れに弱く、撥水性がない紙クロスの場合、汚れが付着するとそのままシミになってしまうリスクがあります。
☆織物クロスがおすすめの人☆
●客間を上品に、もしくは個性的なイメージに仕上げたい
●和室の床の間などの壁を、高級感ある見た目にしたい
●静かで通気性の良い寝室にしたい
3.織物クロス(布クロス)の特徴
織物クロス(布クロス)は、木綿・麻といった自然素材を使ったタイプや、パルプ・ポリエステル・レーヨンなどの化学繊維を絡み合わせて作られる不織布壁紙、シルク素材・サテン素材などがあります。
破れにくく頑丈で、水に濡れても伸びにくいという性質があります。
しかし、汚れが付着すると落としにくく、防火性のある商品が限られているため、キッチンでの使用にはほぼ向きません。
☆織物クロスがおすすめの人☆
●リビング、洋室、和室などを高級感のある空間にしたい
●布だからこその、暖かみのある風合いを楽しみたい
●はたきで掃除することを面倒と感じない
4.木質系壁紙の特徴
「木質系壁紙」は大きく分けると、銘木(めいぼく)シートとコルクシートの2タイプがあり、薄くスライスした天然木やコルクに、紙やアルミを裏打ちして作られます。
木質系壁紙は、カントリー調の空間にしたい方や、温もりのある雰囲気を作りたい方におすすめです。
デザイン性に優れ、おしゃれな内装になるクロスですが、他のクロスに比べると高額になるので注意が必要です。
そのため、部屋全体に使用するのではなく、アクセントクロスとして利用されるのはいあかがでしょうか?
☆木質系壁紙がおすすめの人☆
●木やコルクの素材感を堪能したい方
●玄関や廊下に、腰壁やアクセントクロスを導入したい方
5.無機質系壁紙の特徴
「無機質系壁紙」は、自然素材の土や石、セラミックやガラス繊維などを主な原料としたものや、リサイクル素材で作られた物もあります。
珪藻土や漆喰といった無機質の素材を、不燃性の紙の上面に施しているため防火性に優れており、塗装した壁のような味わいのある風合い・質感を、リーズナブルな値段で実現できます。
中でも調湿性や消臭効果に優れている珪藻土クロスは人気があります。
珪藻土クロスや漆喰クロスは人気がありますが、本当に塗装した壁に比べると安っぽく感じる人もいるようです。
また、使用できる珪藻土や漆喰の量に限りがあるため、塗り壁ほどの調湿・消臭性はありません。
他にも、ビニールクロスに比べると薄いので、下の壁の凸凹やクロスの継ぎ目が目立つ可能性があるので、
リフォームにはあまりおすすめできません…。
☆無機質系壁紙がおすすめの人☆
●手頃な値段で、珪藻土風・漆喰風の壁にしたい方
●ビニールクロスなどにはない、独特の質感を堪能したい方
6.オレフィン壁紙の特徴
「オレフィン」とは、簡単に言うとプラスチックの一種です。
ビニールクロス同様、汚れに強く、水拭きで簡単にお掃除できます!
ビニールクロスと大きく違うところは、焼却した際に煙・塩素などの有害ガスが発生しない点です。
その点、環境にやさしく別名「エコクロス(環境壁紙)」ともよばれています。
しかし、その分、ビニールクロスよりも価格がやや高いのがデメリットです。
☆オレフィン壁紙がおすすめの人☆
●地球環境に優しく、かつビニールクロスと同等の魅力を持った壁紙を使いたい方
●子供部屋などに安全なクロスを使いたい方
7.リフォームする際のおすすめクロス
リフォームする際におすすめの壁紙をご紹介します!
今回はリリカラさんのHPを参考にさせていただきました!
1.厚みのある壁紙
厚みのある壁紙を選ぶと、薄い壁紙に比べて施工性がよく、下地の凸凹が目立ちにくいです。
リリカラの壁紙カタログ『V-ウォール』、『ライト』では厚みのある壁紙に“リフォームお奨め“マークをつけていますので、ご参考にしてください
2.表面に凹凸がある壁紙
表面に凹凸がある壁紙は、下地の凹凸が目立ちにくいためおすすめです。
3.柄がある壁紙
柄がある壁紙は、下地の凹凸があっても視覚的に気になりにくいです。
部分的に柄があるものよりも全体的に柄があるタイプが◎。
リフォームでクロスを張り替える場合、古い壁紙を剥がした凸凹が下地に残り、張替え後に目立ってしまうことがあります…
それを防ぐためにリフォーム推奨のクロス(壁紙)が各メーカーからでておりますので、リフォームでクロス張替えを検討中の方はそのそれを参考にされてみてはいかがでしょうか??
一つ注意が必要なのは、下地にベニヤを使っている場合です。古いベニヤの上からクロスを貼った場合、ほとんどの確率でボコッとなります(´;ω;`)
これは、リフォーム推奨の分厚いクロスを選んでも同じです。
下地がベニヤで、築年数が経っている場合は下地の貼り直しをすることをおすすめします!
うちは大丈夫?と心配な方は、リフォーム会社にしっかり確認してみてくださいね♪
おわりに
いかがでしたか?家のイメージを大きく左右する壁紙クロス…
いろいろな種類がありますが、リフォームにオススメのもの、場所によっておすすめのもの等ありますので、参考になれば幸いです!
リフォームの三浦では、工事の契約をさせていただいてから内装を決めることが多いです。
カタログをお渡しして、何個か候補を選んでもらい、サンプルを取り寄せて決める流れになります!
コーディネートのご相談ももちろんさせていただきますので、お気軽にお声がけくださいね♪
那珂川市・春日市・大野城市・福岡市南区で水回りリフォームを得意とする「リフォームの三浦」。
トイレ・お風呂・浴室(お風呂)・キッチンの工事は自社施工で安心です。
設備を新しいものに取り替えるだけのご提案ではなくお悩みや要望をお聞きしながら一緒に考え、
お客様に合ったオリジナルプランを作成させていただきます。
リフォームに関する補助金申請のお手伝いもしておりますので、お気軽にご相談ください。
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