住宅省エネ2024~先進的窓リノベ~

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2024年11月19日


これから冬になり、寒い季節になりますね。暖房をいれているのに、「全然部屋が暖かくならない」「窓の結露がひどく、掃除が大変」「部屋の湿気がすごい」などのお悩みはありませんか?

そんな方には、窓のリフォームがオススメです。断熱性の高い窓にリフォームすることで、快適な生活ができるようになります。

窓リフォームをする際に使えるオススメの補助金をご紹介いたします!


先進的窓リノベ事業の概要


先進的窓リノベ2024事業(以下、「本事業」という)は、断熱窓への改修を促進し既存住宅の省エネ化を促すことで、エネルギー費用負担の軽減、健康で快適なくらしの実現および家庭からのCO2排出削減に貢献するとともに、断熱窓の生産効率向上による関連産業の競争力強化と成長を実現させることを目的とする事業です。

※以下、窓リノベ事業


対象となる人


対象となる人は下記の①~②を全て満たしている方になります。

    窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をすること

この補助金を使う際は、事業にあらかじめ登録されているリフォーム会社と工事請負契約を締結し、「先進的窓リノベ規約」にサインされる方のみ対象となります。

リフォームの三浦では、規約にサインいただく前に、補助金の概要と補助金額等についての説明をさせていただき、その上で規約にサインをいただきます。

 

    窓のリフォーム工事をする住宅の所有者等であること

住宅の所有者とは、住宅を所有する個人またはその家族、住宅を所有し、賃貸に供する個人または法人、賃借人、集合住宅の管理組合・管理組合法人などです。

住宅ではない店舗などの工事は対象とならないので注意しましょう。


補助金はいくらもらえる?


窓リノベ事業でもらえる補助金額は最大200万円までです。

工事により設置する対象製品の性能および大きさ、設置する住宅の属性に応じた対象製品により、補助額が変わってきます。

 

また、同じ住宅で複数回リフォームをした場合でも、上限(200万円)の範囲内であれば、何回でも申請することが可能です。その場合は、都度補助要件(補助申請額5万円以上)を満たす必要があるので、注意しましょう。


対象となる工事


補助の対象となるのは、下記の工事です。

●ガラス交換

・既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して、複層ガラス等に交換する工事

 

●内窓設置

・既存窓の内側に新たに窓を新設するもの、または既存の内窓を取り除き新たな内窓に交換する工事

※ただし、外皮部分に位置する既存外窓(ドア)の開口面から屋内側へ50cm以内に平行に設置するものに限られます

 

●外窓交換

・既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する工事

・既存窓のガラスおよび窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラス等に交換する工事

 

●ドア交換

・既存ドアについて枠を残して取り除き、既存枠の上から新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事

・既存ドアを枠ごと取り外し、新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事


補助金を使う時の注意点


| 同一の設置場所(商品)をエコホーム支援事業と重複して申請することはできない

エコホーム支援事業の中にも補助対象の中に「開口部の断熱」があります。対象の商品も重複していることもありますが、申請は重複して行うことはできません。申請する場合は、エコホームで申請するのか、窓リノベで申請するのか選ぶ必要があります。

基本的に窓リノベとエコホーム両方の対象となっている商品は、先進的窓リノベで申請した方が、補助額が高くなります。

 

|補助金を申請できるのは登録事業者のみ

補助金は誰でも申請できるものではありません。

事前に窓リノベ支援事業者として登録された事業者でなければ申請できません。

補助金を使ってリフォームを検討されている方は、リフォーム会社が「窓リノベ支援事業者」として登録されているか確認しましょう。

 

|補助金を申請できるのは補助金申請額が5万円以上

補助金を申請できるのは、補助金申請額が5万円以上でないといけません。

エコホーム支援事業では、他の補助金(窓リノベ、給湯省エネ)の補助金を申請していれば2万円から申請ができましたが、窓リノベ支援事業の場合は5万円からになりますので、注意しましょう。もし、窓リノベで5万円いかない場合は、エコホーム支援事業で一緒に申請することもできます(対象商品がかぶっている場合があるので)

詳細については、事前にリフォーム会社へ確認しましょう。

 

|補助金は即日入金ではない

リフォーム工事終了後、登録事業者(リフォーム会社)が交付申請を行い、提出した書類や写真に不備がないか、また、対象のリフォーム工事なのかを事務局が確認をします。交付申請が受理され、交付決定がされると、登録事業者(リフォーム会社)へ一度補助金が入金となり、その後、リフォーム事業者からお施主様へ入金となります。

申請から交付決定までに約1.52ヶ月程度かかると言われています。

工事後すぐに入金になるものではないので注意してください。

あまりにも遅く不安な場合は、リフォーム会社が申請をしっかりおこなってくれているのか、確認しましょう。


補助金申請時に必要な書類


補助金を申請する際に必要な書類は下記の通りです。

・本人確認書類(運転免許証、マイナンバー等)

・窓リノベ規約

・請負契約書

・性能証明書

・工事前写真

・工事後写真

 

その他、補助金の申請額によっては、既存住宅であることが確認できる書類などの別途書類が必要にあることもあります。