リフォームローンの基礎知識
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2024年09月23日
こんにちは。スタッフの伊藤です。
今回は「リフォームローン」のお話を少し…。
住宅の新築工事で住宅ローンが使えるように、住宅リフォーム工事の場合もリフォームローンが使えるのをご存じですか?
「リフォームしたいけれど自己資金が足りない」「将来のために貯金を崩さずにリフォームしたい」という方のために、リフォームローンの概要とメリットデメリットについてご紹介します。
♦リフォームローンとは?
今住んでいる住宅や所有している空き家を改築・改修する際に利用できるローンです。
担保を必要とする「有担保型」と担保が不要な「無担保型」の2種類があります。
有担保型はリフォームを行う家を抵当に入れるもので、借入限度額が大きく返済期間を長期設定できるのがメリットです。
低金利なので、リフォーム工事の規模が大きい場合や高級価格帯の住宅設備を採用する場合に適しています。
一方で審査に時間がかかる、抵当権設定のための費用が別途かかるといったデメリットがあります。
対して無担保型は抵当権を設定する必要がありません。審査が早く、契約手数料などの費用も少額なのがメリットです。
一方で借入限度額は有担保型と比較すると低く、返済期間も短期間な点がデメリットなので、自己資金の不足分を補う感覚で利用するのがおすすめです。
♦リフォームローンを検討する際のチェックポイント
リフォームローンを活用する場合は、金利や返済方法についてチェックしておくことが大切です。
金利については、市場金利に応じて金利が変動する変動金利タイプと、契約時の金利が返済完了まで変わらない固定金利タイプがあります。
返済方法については、元金と利息を合計した総額を返済期間に応じて均等に割って返済していく元利均等返済と、元金を毎月一定額返済していく元金均等返済があります。
それぞれのメリットとデメリットをよく確認し、返済のしやすさや返済総額を踏まえて自分に合ったタイプを選びましょう。