先進的窓リノベ事業

先進的窓リノベ2025事業とは、熱性の高い窓へのリフォーム(ガラス交換、内窓設置、外窓交換)を行うときに利用できる補助金制度です。


この事業は、既存住宅をエネルギーを無駄にしないように改良して、光熱費を安くし、家の中をもっと快適にすることを目的としています。

これにより、2030年までに家庭から出るCO2を66%減らし、人々の生活をより健康で楽しくすることに貢献します。

また、最新の断熱窓をもっと多くの家に取り入れることで、その値段を下げ、関連する産業の競争力を強くし、経済を成長させることも目指しています。

これによって、環境に優しい取り組み(GX)を進め、より良い暮らしを作ることを目指しています。


みなさん、家の中で寒い時や暑い時、どうしていますか?暖房やエアコンを使って、家をあたたかくしたり、涼しくしたりしますよね。

でも、実は、家の窓から冷たい空気や熱い空気がたくさん入ってきてしまうことがあるんです。

そうすると、電気代やガス代が高くなってしまうこともあります。 そこで登場するのが「先進的窓リノベ事業」です。

この事業では、今ある窓をもっとエネルギーを節約できるように、個人が積極的に断熱性の高い窓にリフォームすることを支援するために作られた制度です。


なぜ、窓のリフォームが必要なのでしょうか? それは、窓の熱の出入りが大きな原因だからです。

窓は家の中でも熱の入りが最も大きく、冬は58%夏は73%の熱が移動すると言われています。

しかし、先進的な窓に変えると、そういった無駄なエネルギーの出入りを防ぐことができます。

先進的な窓ってどんな窓?

先進的な窓ってどんな窓?


先進的な窓とは、「断熱」「遮熱」「防音」などの機能がある特別な窓です。

これらの窓は、冷たい空気や暑い空気が通りにくくするため、部屋の温度が安定して、エネルギーを無駄にしません。

さらに、外の音もあまり聞こえなくなるので、家の中が静かで快適になります。


先進的な窓にするためのメリットをご紹介します♪


①エネルギーの無駄を減らす
家の温かさや涼しさを守ることができるので、暖房やエアコンの使い過ぎがなくなり、電気代やガス代が安くなります。


②快適な暮らし
外の音や寒さ・暑さを防げるので、家の中がより快適に過ごせます。


③環境にやさしい
エネルギーを無駄に使わなくなるので、地球にやさしい生活ができます。



工事対象期間

リフォーム工事は、2024年11月22日以降に着工された工事で、遅くとも2025年12月31日までに交付申請が行えるものに限ります。

※予算がなくなり次第終了


契約期間の定めは特にありません。

補助対象となる人の要件

補助対象となる人は下記の2点を満たしている人になります。


①窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をすること

「窓リノベ事業者」とは、補助対象者に代わり交付申請の手続きを行い、補助金の交付を受け、交付された補助金を補助対象者に還元するものとして事務局に登録された施工業者等をいいます。

お客様自身が申請をすることはできませんので、ご注意ください。

工事請負契約が結ばれていない工事は対象になりません。


②窓のリフォーム工事をする自宅の所有者等であること

「住宅の所有者等」とは…

●住宅を所有する個人またはその家族

●住宅を所有し、賃貸に供する個人または法人

●賃借人

●集合住宅の管理組合・管理組合法人


戸建住宅でも集合住宅でも対象となりますが、階層によって補助額が変わる場合もあります。


また、不動産登記や固定資産の課税において、住宅以外の用途に分類される場合や、登記上「住宅」に分類されていても、現に住宅以外の用途に使用している(店舗や施設等)は対象外となりますのでご注意ください。

補助対象となる工事の要件

先進的窓リノベ事業で対象となる工事は、下記の通りです。


内窓設置
既存窓を交換する際、古いサッシの枠の内側に、少し小さな窓を取り付ける工事

内窓設置

これにより、以下のようなメリットがあります。


  • 断熱性の向上: 2重窓の構造になり、室内外の温度差を緩和。特に冬の寒さや夏の暑さを防ぐことができ、光熱費の削減にもつながります。
  • 防音効果: 外部の騒音や交通音が気になる場合、内窓を設置することで防音効果が得られます。特に交通量の多いエリアに住んでいる場合、静かな環境を提供します。
  • 施工が簡単: 既存の窓をそのまま活用し、内側に新しい窓を設置するため、外壁や窓枠を大きく変更することなく工事が可能です。


内窓は、カバー窓としても扱われることがあり、特に手軽に断熱性を高めたい場合におすすめです。




ガラス交換
既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して複層ガラス等に交換する工事です。



ガラス交換

ガラスの種類を変更することで、さまざまな利点があります。


  • 断熱性の向上: 特に断熱性能の高い「Low-Eガラス」や、二重ガラス、さらには三重ガラスを選ぶことで、外気温の影響を減少させ、室内の温度を安定させます。
  • 紫外線カット: 一部のガラスは紫外線をカットする機能を持ち、家具やカーテンが日焼けするのを防ぐことができます。
  • 省エネルギー: 高断熱ガラスに変更することで、冷暖房効率が向上し、光熱費を削減できます。
  • 防音: 二重ガラスや特殊な防音ガラスに交換することで、音の侵入を大幅に減少させることができます。


この工事は、窓枠自体に大きな変更を加えることなく、ガラスだけを交換するため、比較的短期間で行うことができます



外窓交換
外窓交換は、施工方法が2種類あります。


1つ目は、「はつり工法」です。

既存窓のガラスおよび窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラス等に交換する工事をいいます。

既存の窓そのものを新しい窓に取り替える工事です。

はつり工法

2つ目は、「カバー工法」です。

「カバー工法」とは、既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する工事をいいます。

カバー工法

この工事は、以下のような場合に効果的です。


  • 老朽化した窓の交換: 長年使用している窓が劣化し、開閉が難しくなったり、断熱性が落ちている場合、新しい窓に交換することで大幅に性能を向上させることができます。
  • デザインの変更: 新しい窓のデザインに変更したい場合や、よりモダンでスタイリッシュな外観を求める場合に有効です。
  • 高性能窓への交換: 断熱性や防音性に優れた最新の窓を選ぶことで、住宅全体のエネルギー効率や快適性を大きく向上させることができます。


外窓交換は、窓枠ごと新しいものに変えるため、より本格的なリノベーションが可能です。

特に古い家屋や窓の性能が低い場合、外窓交換は効果的な解決策となります。

騒音や振動、建物への構造的影響、管理規約での制限、などからマンションの場合は、はつり工法は基本的に行えません。

補助額

一戸あたり5万円~最大200万円
※補助対象となる窓は、本事業の性能要件を満たすことが確認された製品に限る


LIXILのHPより補助金のシミレーションができます↓


補助金シミュレーション

https://madohojosim.lixil.co.jp/


「先進的窓リノベ事業」を申請する際のポイント・注意点

先進的窓リノベ事業を申請する際には、いくつ注意点があります。

補助金を確実に受け取るために、しっかり確認しておきましょう!


①年度の途中で予算がなくなり、受付を終了することがある

本事業の対象工事期間は2024年11月22日以降に着工した工事です。

補助金の受付は、申請額が予算に達すると期限前でも打ち切られますので、リフォームをお考えの方は、早めにリフォームをして申請を行うことをお勧めします。


②申請は事業者登録した会社しかできない

本事業は、リフォームした個人が申請するのではなく、施工会社が代理申請を行います。

代理申請を行うことができるのは、事前に事務局に登録された事業者のみとなっており、登録されていない施工会社でリフォームした場合は補助金の申請は行えません。

事業者登録は既に始まっているので(3/25時点)、施工会社を選ぶ際は、登録事業者かどうか、しっかり確認することが必要です。

リフォームの三浦は、事業者登録を行っていますので、安心してご相談くださいね♪


③補助対象商品以外のものをつけても補助金はもらえない

補助対象商品は、各メーカーが製品登録を行っています。

省エネ性能をもつ設備であっても、製品登録がされていないと補助対象外となってしまいます。

特に窓の製品は、大きさだけでなく、性能によっても補助額が変わってきます。

製品選びや使用を間違えると補助金がもらえないので注意が必要です。

といっても、個人では判断が難しいかと思いますので、しっかりと施工会社の担当者に確認を取り、できれば補助金額シュミレーションをしてもらうと安心ですね!


④補助金を受け取るのは工事完了後

補助金の申請は、工事完了後となります。

申請をすると、事務局が審査を行い問題がなえれば、交付決定となります。

交付決定された補助金は、住宅所有者へ振り込まれるのではなくまず事業者へ支払われてそこから還元されます。

申請してから交付決定がでるまでの期間がとても長いです。 昨年は、長くて半年以上、交付の決定がでないこともありました。

事務局も膨大な数を審査しないといけないので、時間がかかったのだと思います。

補助金がもらえるまでは、時間がかかるということを覚えておいてください。

登録事業者です

ご不明な点はいつでもお問合せください!


自分があてはまるかわからないなど、ご不明な点もあるかと思います。

なかなかイメージも伝わりにくいかと思いますので、スタッフがご説明させていただきます。

また、補助金の対象になる方にはこちらからお話させていただくこともございます。

気になることがございましたら、リフォームの三浦までお気軽にお問合せください。


フリーダイヤル  0120-960-184
※受付時間:9:00~17:00


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